お待たせいたしました!

 

2013年4月28日スーパーフェスティバル@東京・科学技術館にて行われました

高野浩幸氏のインタビューを2回にわたってお届けいたします。

超人バロム・1」で主演、「ウルトラセブン」など子役時代から多数の特撮作品に出演されている高野氏の

子役時代やオーディションの際のお話などレアな内容となっております。御見逃しなく!!!

 

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☆=司会者
★=高野浩幸氏
【4月28日 スーパーフェスティバル トークショー-①】

 

☆ご紹介します。超人バロム・1の白鳥健太郎と言えばこの人
高野浩幸さんです。どうぞ!

 

皆さんこんにちは。今日はありがとうございます!
喋りだしたら止まらないのですが、端的にいっぱい喋りたいと思います。
よろしくお願いします!

 

☆子役からずっとテレビに出演していらっしゃっいますが、
一番最初に俳優になるきっかけは何だったんですか?

 

★父が「大きくなったら何になりたい?」という会話の中で…。

父は印刷屋なので「印刷屋になるか?」と聞かれ「いやだ!」と答えました。
そしたら新聞に児童劇団いろはのオーディションのチラシが入っていて
「これ行くか?」と聞かれ「うん!」と答えたことがきっかけです。

当時、ソロバン塾とか習字とか何も習ってなくて
一人っ子でかぎっ子だったので、親父も何か一つくらいさせておけば、

良いかなと思ったんだと思います。
その後、オーディションを受け合格して入団。
そこから10ヶ月くらいは、ドラマ等のオーディションを受けては落ちての繰り返しでしたよ、
エキストラとかもかなり行きましたね。

 

☆よく覚えてますね!

 

★なんとなくですけど、こう写真のように覚えています。

 

☆今日は(この会場に)高野さんとほぼ同じ年代のお客様が集まってるかと思うのですが
高野さんも当時、特撮モノは見ていたんですか?

 

★見てましたよ!ウルトラQとかセブンとか!

 

☆ウルトラセブンに関しては出てましたよね?(笑)

【会場拍手】

 

★オーディションで受かったんです。

当時小学校3年生になるちょっと前くらいだったので大人になってDVD等で見ましたが
演技的にも自分で見てて、まだまだ下手ですよね。
ただ最近DVDを見直してわかったのは、当時の小学生にしては声がしゃがれてて低いんですよ。
この声が特徴的だったからオーディション受かったのかなって思っています。

 

☆ウルトラセブンに出演されたのは後半ですから前半は視聴者だったと思うんですが
ウルトラセブンに出演出来るって決まったときはどんな気分だったんですか

 

★その前から撮影所には行っていましたし。映像に残っている一番古いものだと
エキストラで出演した九重佑三子さん主演の「コメットさん」です。
モノクロなんですけど、お正月のシーンの中で、その他大勢の子供たちの中にいて
兄弟2人がオサルさんの使ってショーやってて「はいはい、この帽子にお金いれて~」って言われ、
その帽子の中にお金を投げるっていう役が最初なんですよ。
そのあと「柔道一直線」にもエキストラで出演したり、撮影所にはちょくちょく行っていたので…。
だからウルトラセブンに会えるから、どうとかは思ってなかったです。
仕事だと思って行ってたからですかねェ。
僕は小学校2年生のときから現場には一人で行ってたんです。

 

☆え!それなかなかないですよ。

 

★劇団に入ったのが小学校1年生で、そのときは母親がついてきてくれました。
2年生になったら「うちは貧乏でお父さんとお母さんが働かないと食べて行けないから
あなたは一人で行きなさいね」と言われて、面接(オーディション)や撮影現場に行く時は、
毎回300円渡されて「どこどこの駅で降りてだれだれを訪ねていきなさい」とメモを持たされて撮影現場に行ってました。

 

☆本当に「円満が来た!」の世界にふさわしい人ですね。(笑)
いまどき小学校2年生に「はい、仕事がきたから行っといで」ってなかなかないですよ!
何か大人な子供ですね。

 

★そうですよね。いまだかつて「だれだれさんに会える!」とか思ったことないんですよ。

 

☆じゃあウルトラセブンで現場に入ってセブンを見ても
「あ、セブンだ!」とは思わないんですよね?

 

★当時、撮影現場で「森次晃嗣」さんや「ひし美ゆり子」さんとも会わなかったですしね。
ひし美さんと会ったのは「円盤が来た!」の撮影から45年後にお会い出来て、
話すようになったのは最近ですもん(笑)。

 

☆ここにいらっしゃるお客さんのほうが優秀ですよ。ひし美さんに会いまくりですもん。(笑)

 

★森次さんとも…僕が14歳の時に、日活の児童映画で「新・どぶ川学級」で、
共演して以来35年ぶりくらいに再会してるくらいです。

 

☆よく覚えていらっしゃいますね。実はこんなに話膨らますつもりじゃなかったんです。
掴みのつもりだったんですが…!(笑)

 

★だから言ったじゃないですか、話しだしたら止まらないよって!(笑)

 

☆いや、本当によく覚えていらっしゃったのでびっくりしちゃいました。
どこでバロムワンの話に入ろうかと思ったんですが、ここで入ります!
高野さんて特撮にたくさん出ていらっしゃったので
初めてバロムワンの白鳥ケンタロウを見たときは僕高野さんとは思わなかったですよね。

 

★超人バロム・1を見てから特撮を遡っていく人が多いですよね。
「田園に死す」に、少年の頃の寺山修司さんの役で出演した時は、
白塗りで坊主なので僕だってわからない人が結構多いんです。
その後、NHK少年ドラマシリーズ「なぞの転校生」そして超人バロム・1なんです。
みなさん後から僕だって気付いて、記憶が繋がっていくみたいですね。

超人バロム・1に出演するまでにも、円谷作品と東映作品で、
年に1回は特撮に出演していたので…。
…僕は作品に助けてもらっている気がします。
良い作品にたくさん出演させてもらったなって思います。

☆現在DVDになっている作品にたくさん出演しているという点でも、
役者としてすばらしいですよね。
超人バロム・1は、主役で頭の良いおぼっちゃま役のキャラでしたよね。
最初に白鳥健太郎役とはどんな役柄だと説明されたのですか。

 

★オーディションの話をしますと
健太郎と猛は、別々にオーディションしていて1シーンだけ読み合わせがあったんですよ。
だいたい5人ずつ当時の子役が並んで、どんどん読み合わせをしていって
最終的に残って、プレハブのスタッフルームに呼ばれ
「ここでこれ読んでちょっと待ってて」と言われて渡された本が
「さいとう・たかを先生」原作の「バロム・1」の漫画、5巻でした。
それを読んで「あ、コレをやるんだ」って知ったんです。

そしたら猛役の飯塚仁樹くんが来て、2人で2ショットを撮ったんです。
それが生田スタジオでのオーディションの流れでしたね。

 

【Vol.2へ続く】