長らくお待たせいたしました!!!

高野浩幸氏のスペシャルインタビューVol.2を公開いたします…!

幼少時代から俳優として”仕事”をしてきた高野氏のレアなエピソードが満載です♪

 

 

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☆=司会者
★=高野浩幸氏
【スーパーフェスティバル トークショー②】

 

 

☆バロムワンの撮影はどんな雰囲気だったんですか?

★小林きよしさんなど有名な方々がいらっしゃったんですが
バロムワンの撮影は10日間で2本撮りのタイトなスケジュールだったので
それどころじゃなくてほぼ学校にも行ってなかったです。
あとからサイン貰っとけばよかったって後悔しました。笑
後半になればなるほど、タケシとケンタロウの出番がちょっとずつ減ってるのは
学校がやばかったからです。
僕、小学1年生~6年生までで学校は半分強くらいしか行ってないと思います。
父親に「レギュラーでもエキストラでも仕事でも仕事が来たらなんでも行け」って言われてたんです。
だからプロフィールにも載ってない作品とかいっぱい行ってたんですよ。

 

☆まずお父さんがプロですね!笑

 

★でも良い父親なんですよ。
人と違うことやってるんだからせめてテストでは50点は取れって言うんです。
50点取ったらお父さんは100点って認めてあげるよって。
実際取った点数は25点とか35点とかで…白鳥ケンタロウはあんなに優等生なのに。笑

 

☆バロムワンと言えば変身の「バロムクロス」が魅力的ですが
これは練習して呼吸を掴んだものなんですか?

 

★当時、大野剣友会のイッシュウさんに変身ポーズ作ってもらったんです。
一番最初のプロフィール写真とか家族写真を撮る時に来てくだっさって。

 

☆イッシュウさんも当時は”カシラ”と呼ばれるほど
怖がられている存在だったそうですが
当時の高野さんから見て周りの大人ってどんな感じだったんですか?

 

★みんな怖かったですよ。笑 職人さんばっかりですもん。
NGを出すと怒鳴られてる大人の俳優さんとか見てたので
子供ながらに”NGは絶対に出さないでおこう”とか思ってました。
バロムワンのときも常に緊張感がありました。

 

☆個人的に興味があること聞いちゃうんですが
仮面ライダーだとライダーが直接敵に遭うことって少なかったと思うんですけど
バロムワンはわりと怪人に面と向かって遭うことが多かったですよね。
子供ながらに目の前に怪人が現れて怖くなかったんですか?

 

★いや、ふつうにパンチして遊んでましたよ。笑
大野剣友会の人って知ってたし、次どんな怪人が現れるんだろうって
楽しみにしてました。
バロムワンの撮影のときはスキップして行ったこともあるくらい
本当に楽しみにしてたんですよね。

 

☆学校で「バロムワンの変身して」とか言われたりしなかったんですか?

 

★それが学校の友達って不思議なもんでただの友達なんです。
撮影の話を聞かれることとか一切なかったです。
いじめっこもたまにいて「お前また学校さぼったな」とか言われたこともありましたけど
そんなに気にしてなかったです。
自分が小学校5,6年生のときに同じ学校の後輩たちが
学校に白鳥ケンタロウがいるって騒いでいたっていうのは後から聞きましたけど
それくらいですよ。

 

☆原作の斉藤たかお先生とお会いになったことはあるんですか?

★あります。今から12,3年前に大阪でイベントがあってそのときに1時間だけ
時間を取っていただいて当時の思い出話をさせていただきました。
それが今僕のHPにも載ってます。
もしよかったら覗いてみてください。

 

☆では一番最後に。
高野さんにとっての”バロムワン”とは?

 

★もちろん代表作の1つですし今地球でもいろんな出来事が起こってますけど
子供同士の絆=友情ですよね。
世界に広がれバロムクロスって思ってます。
ネットでも何でも良いし、世界中の子供たちに”友情のバロムクロス”って
教えてあげたいです。
今でも色んなヒーローいますけど
友情の力で変身できるって斉藤先生の凄いとこだと思うんですよ。
ありそうでない話ですよね。

 

☆まさかそこに来るかという感じで良い話を聞きました。
東北にも届いてほしいですね。もちろん大人の友情もありますよね。
ありがとうございました。
では最後に恒例の変身ポーズをお願いできますでしょうか。

 

<変身ポーズ>

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