“オシリーナ”の愛称で大ブレイク。映画、TVをはじめ様々な分野で
大活躍の秋山莉奈さんが、バンダイ〈菅原芳人計画〉に登場!
★秋山莉奈さんというと、仮面ライダー・シ リーズでも有名ですが、特撮ドラマについ てはどんな風に感じて らっしゃいますか?
莉奈:特に普通のドラマと違うといったイ メージは無いですね。もちろん、子ども向けとか、軽く見る気持ちもないです。それに、私自身が怪人やヒーロー と同じ画面に収まる機会が意外に少ないんですよ。
『バトルキャッツ!』は しょっちゅう玉三郎と一緒でしたけど。
★特撮ならではのご苦労もあるでしょうね。
莉奈:そうですね。モモタロスとのシーンでは、私の声だけが同 時録音で、相手の声は、後で声優さんがアフレコするので、セリフが重ならないようにするとか…余計な音を立てな いようにするとか、そういう細かい部分が案外大変でしたね。二人でアドリブ調にやりとりする場面は、撮影の時はパントマイムだった り…。現場を知らないと、全くわからない部分ですね。
莉奈:そんなことが色々あって、さらにスタッフの皆さんのご苦労があって、仕上がった作品では自然に見えるんですね。
★今まで出演された作品の中で、一番印象に残っている方は?
莉奈:えっ…人間ですか? それとも怪人で?(笑)
★それぞれ、お一人ずつ。
莉奈:怪人やヒーローの中では、やっぱり仮面ライダー・アギトですね。電王には、劇中で会っていないせいもありますが(笑)。『仮面ライダー・アギト』は、やはり初めてレギュラーになったドラマですし、思い入れは強いです。
★出演が決まった時、嬉しかったですか?
莉奈:はい! それはもう…仮面ライダーは皆が知っているヒーローですから!
★親子二世代に亘るファンも多いですよね。
莉奈:それだけ責任も大きいですが(笑)。光栄ですよね。
★『アギト』の後、少し間をおかれて出演された『仮面ライダー電王』は、いかがでしたか?
莉奈:もちろん、嬉しかったですし、楽しかったです!
★『電王』でも主人公より人気があったとか…
莉奈:あはは…そんなワケないですよ! モモタロスは確かに人気者でしたけど(笑)。『電王』もカッコ良かったですよ。
★この夏公開の劇場版『仮面ライダーキバ』でも活躍されるんですよね。友情出演だ そうですが、今度の役柄は?
莉奈:それは見てのお楽しみです(笑)。絶対期待 は裏切らないと思います!
★では、まめに情報を収集すると致しましょう(笑)。特に、平成仮面ライダーは、劇場版も目を離すわけにはいかないですからね。
莉奈:そういえば、この間、教わって初めて知ったんですが、私、平成仮面ライダー・シリーズの最多出演記録を更新中だそうなんですよ。
★そうなんですか!それは凄いことですよ!貢献度は、ご自身が思っていらっしゃる以上に大きいと思います。
莉奈:ありがとうございます。劇場版も含めて数えると、だそうですが…。もちろん、スーツ・アクターの方たちには負けるはずですよ(笑)。
★(笑)俳優として記録をお持ちだというだけで素晴らしいですよ。それでは、話が戻りますが、人間…
俳優さんで思い出深い方は?
莉奈:多すぎて一人だけというのは…う〜ん…難しいです。皆さん、素晴らしい先輩ばかりですし…。
★女優として、目標にされていた方とかは?
莉奈:実際に共演して、影響を受けた方はいます。たとえば、天海祐希さん…
★役柄が違っても、気品を感じさせる女優さんですね。
莉奈:はい。一緒にお仕事させていただいて、とても勉強になりました。大スターなのに、腰が低くて優しくて…普段も凄くステキな方ですよ。
★話はガラッと変わりますが”オシリーナ”という愛称について。
莉奈:いきなり、そちらですか? ハイ、どうぞ(笑)。
★”オシリーナ”と呼ばれるのはイヤではありませんか?
莉奈:そんなことないですよ。というのも、実は私も含めて決めたニックネームなんです。
★えっ? そうだったんですか??
莉奈:デビューして、雑誌などでも色々なキャッチフレーズやニックネームを付けていただいたんですが、一つに決めた方が良いんじゃないか、という話がまして…よく”美尻”と言われたので、それと”莉奈”を合わせて出来たんです。
★良かったです。呼んで叱られたらどうしようかと(笑)。
莉奈:あはは…でも、友達はともかく、面と向かって言う人は少ないですよ(笑)。あ、この間、歩いていたら、すれちがった子が「オシリーナだ!」って言ってくれましたけど(笑)。思わず「ハイ♪」と返事しちゃいました。ふふふ…。
★「秋山莉奈」と言って、すぐピンと来ない人でも「オシリーナ」と言えば、すんなり通じたりしますね。周囲にも沢山います。
莉奈:嬉しいですね。憶えてもらえるのは有難いことです。