★ 大門といえば、電人ザボーガーを機動するときの絶叫を、
もう一度お願いできますでしょうか?
37年ぶりに聞けるとはみんな思ってなかったんですよね。
古原 ピコ!電人ザボーガー!ゴー!!
(拍手)
緊張しすぎて、手をパーにしちゃってました(笑)
★ 言わなかったらわからなかったのに!
えーと、絶叫していただいたのには訳がありまして、
なんと今日はもう一方ゲストがいらっしゃるんです。
主歌を歌われました、高野二郎さんです!
(拍手)
高野さん、宜しくお願いいたします。
高野 宜しくお願いします。
★ さあ、起動するだけじゃなく、ザボーガーを呼んでみようか?
(拍手、ザボーガー登場)
主題歌を歌っている高野さんが、ザボーガーが好きで好きで、
ついに主題歌まで歌ってしまったというお話です。
ところで、胸に何か入っていますが?
高野 はい、これは幼稚園のときに兄からもらった、当時のブルマァクのザボーガーです。
★ では、ザボーガーを動かすところ見てみようか?
動くところ、見たいか?
(見たいー)
古原 ザボーガー、パンチだ!
ザボーガー、ジャンプだ!
ザボーガー、キックだ!
(拍手)
ザボーガー、突っ込みだ!(ザボーガー客席へ)
そこへ行くのか!?
キレのある動き、すごいでしょ?
★ あの突っ込みは劇場版にもなかったですね。
さて、高野さん、そのザボーガーは思い出があってもってこられたんですよね?
高野 そうなんですよ。
まさにちょうどザボーガーがやってたころ自分は幼稚園生でした。
両親が、そろそろ二郎も大きいから
クリスマスプレゼントはもういいんじゃないか
という話をしてたらしいんですね。
それを聞いて兄が、弟がかわいそうだと
クリスマスイブに買ってきてくれたんですね。
けど弟はそんなの全然知りませんから、
「サンタさん今年は何くれたのかなー、
あれザボーガーだ、ウルトラマンって頼んでたのに」
って思ってたんですよね(笑)。
けどだんだんザボーガーの世界観にはまっていきまして、
今は廉価版のDVDも出てますけど、僕は高かったやつ買ってますからね。
そのDVD見て、涙しましたね。
劇場版も、ほんとに嬉しかったですね。
★ そういう思い出があって、どういういきさつで主題歌を歌うことになったんですか?
また歌われた感想はいかがでしたか?
高野 ついに、ここまできたか、と思いましたね。
4年前から、特撮の歌だけを歌うデュエットをやってまして、
ザボーガー劇場版をやるとなったときに、
主題歌は高野君でとご指名いただいたんですよね。
今はオペラ歌手をやってますけど、
心の師匠は子門真人さんなんですよね。
ついに子門さんの歌を、自分の持ち歌にできるなんて、非常に嬉しいですね。
(つづく・・・)
2011年9月25日(日)科学技術館「SUPER FESTIVAL 57」にて