速水亮

 

 

千葉県出身

1974年、「仮面ライダーX」において、神敬介 / 仮面ライダーXを演じる。

その後も多数、映画などに出演。

 

 

  1. ★お待たせいたしました、みなさま拍手をお願いいたします。

ご紹介いたします、仮面ライダーXこと、速水亮さんです。

ファンのみなさまに一言お願いいたします。

 

速水 こんにちは。えー、日本が大変なときに、みなさんよく集まってくれました。

今日は誰もこないんじゃないかと思いましたが、こうゆうときこそ、

がんばって元気づけられるように楽しくいきたいと思います。

 

(会場から拍手)

 

★毎回ライダーをやっていただいた人には同じ質問をしているので、

同じようにお聞きいたしますが、なぜ仮面ライダーXになれたのでしょうか?

 

速水 それは、だから・・・選んでくれた人がよかったんじゃないですか?(笑)

どこなんだろうね。あのー・・こっち側からはわかならいんだよね。

 

★急に決まったんですか、オーディションとかをされたんですか?

 

速水 たまたまうちの社長が、「仮面ライダーの主役を募集してるから今日東映に行くぞ」と

言ってきて、その日は朝までアルバイトをしていたもので、全く信用していなくて

眠たい顔で出かけていったのね。そしたらそこにもう平山プロデューサーと安部プロデューサーがいて、

なんだか雑談してるうちに平山さんがいなくなり、うちの社長がいなくなり、

阿部さんと二人になったなと思ったら部長の渡邉さんに案内されて、

お前で決まったと言われて、えっ、えっという感じだったんだよね。

これまで何度かオーディションは受けたことがあって、普通は20~30人居るんだけど、

そのときは俺一人だったんだよね。きっと、みんな疲れちゃって、適当に決めたんじゃないのかな(笑)

 

★いやいや、そんなことはないですよ。きっとこれまでの経歴もあって決まったんでしょうけどね。

 

速水 いや、多分経歴なんか見てないと思うよ。

もし僕がプロデューサーだったら、速水亮というのがいたら、

こいつはへたくそで使えないなと思うもんね。(笑)

 

★ ご自身でもおっしゃってましたけど、その当時は体格がしっかりしていて、

体がよく動く役者さんだったんでしょうね。

 

速水 過去に空手や柔道やってたからね。

 

★そのプロフィールは大きいですね。

 

速水 それともうひとつ、えっと、去年聞いたのかな?

平山プロデューサーから聞いたのは、うちの社長は安部さんと平山さんとは

付き合いが長くて、今度の主役にうちにいいのがいますよ、

特に女性にはモテモテのがいますよ、なんて言ったんですよね。

 

  1. ★それ重要ですよね。

 

速水 ところが全くそんなことなくて、女性人気なんて全然なかったんだよね。

当時はまだ昼ドラの仕事とかやる前だし、仕事なんかぜんぜんなくて

アルバイトにあけくれてたからね。だから、うちの社長にだまされたんだよね。

 

★今度は女性層の人気を狙ったライダーだったんですね。

仮面ライダーに決まって、初めて生田スタジオにいったときはどうでした?

 

速水 いやー、スタッフみんなの冷たさにびっくりしたね。(笑)

誰も口をきいてくれなくてね。俺は主役なのに、みんな冷たくて冷たくて。

けどその理由がやっと去年わかってね。

 

  1. ★やっと去年!理由は何だったんですか?

 

速水 うちの社長が、みんなにそうしろって言ってたんだよね。

今度の主役を徹底的にしごけってみんなに。

当時知らなかったんだけど、カメラマンと照明が、大映出身だったらしく、

俺の先輩だったわけなんだよね。で、先輩に挨拶もしなくて生意気なやつだって、

みんなで冷たくしてたらしいんだよね。だから小林さんが出てきたときは、

やっと見方がひとりできたーって、ずいぶんほっとしたね。(笑)

 

★ずいぶん孤独なヒーローだったんですね。

大映というお話がちらっとありましたが、もともと大映なんですね。

子供の頃は全部見てましたが、ガメラ出てましたよね。

 

速水 やめましょうよその話は、それを思い出すと汗がだらだらでてきちゃって(笑)

 

  1. ★立派な好青年の役でしたよ。

 

速水 いやいや・・・あのとき大映は、昭和の番長シリーズってゆうのを撮ってて、

あのガメラの主役はちょっと年がいってる役で、そのときガメラと、番長と

両方役がきて、でもなぜか、副社長の命令でガメラの方の人間の主役をやれって

ことになったんだよね。だからほんとは番長シリーズやってたほうが

その時代っぽくてよかったのかなーなんて(笑)俺に好青年は似合わないよ。

 

★けっこう似合ってましたよ。

むしろ、その印象が強いので、大人になった速水さんを見て、あれ同じ人なんだろうかって思いましたね。

 

速水 それはずっと封印していたからだよね。

ずーっと昔だけど、2時間ドラマで酒井和歌子さんと撮影してたのね、

そしたら本番の撮影中なのに、俺の顔を見るなり笑いがとまらなくなっちゃって。

げらげらわらっちゃって。それって前日に俺の大映時代の名前を聞いたんだって。

 

  1. ★ あの名前ですね?

 

速水 そう、あの名前。

 

★言わないほうがいいですかね?

 

速水 言わないほうがいいよ。みんな知ってると思うけどね。だって炎三四郎だよ。

 

★言ってるじゃないですか!!

(会場爆笑、拍手)

 

★ジャイアンよりも強そうな名前ですよね。今じゃ漫画のキャラにしかならないような名前ですよね。

 

速水 それにしても当時は小林さんには色々教わったな。

ドラマのなかだけでなく、人間的なことも。

あのキャラクターは、ライダーにもそっくり出てますよ。

力が強くて、包容力があって・・・ちょっとスケベでね。(笑)

 

★ そこはなるべく封印してましたよね(笑)

さて、のちに小林さん以上に救われた存在は、のちに奥さまとなる、美山尚子さんですか?

 

速水 うーん、そうだね。私生活ではずいぶんお世話になってるけど。

芝居ではそんなにお世話になってないよ。ライダーの現場では、

ずっと一緒だったんだけどね。まさかこうなるとは思ってなかったけどね。

 

★演技上で色々話してるうちに、どんどん理解し合えることが多かったんですかね?

 

速水 いや、演技の話なんかしたころないよ。

たまたま生田ってのは、みんな知ってるかと思うけど、女性が圧倒的に少ないのよ。

スタッフで言うと、1人いるかいないか。だから女性が一人いると目立つんだよね。

 

  1. ★映えますよね。

 

速水 そうとういじめられてたけどね。

 

 

 

 

当時のお話はまだまだ盛り上がります!

Vol.2もお楽しみに...!